会員の展示のお知らせ

初夏の候 当工房で制作している会員の展示が各所でございます。
ご高覧の程よろしくお願い申し上げます。

芳野 版画展「光をみつける」
2022年6月19日(日)〜6月30日(木)
会場 銀座 伊東屋 K.Itoya 地下1階
最終日18時まで
営業時間は伊東屋ホームページをご確認下さい。

イラストレーターの芳野さんの個展です。
リトグラフとちいさな銅版画の展示です。
銅版画はこちらの工房で制作されています。
優しい色彩のリトグラフと繊細な黒線の銅版画によるコントラストをご堪能あれ。

大塚文子 展 銅版画・紙版画
会 期:2022/06/20(月)~ 06/25(土)
会 場:うしお画廊
    東京都中央区銀座7-11-6 イソノビル3階
休廊日:会期中無休
時 間:11:30〜19:30(最終日17:00)

以前、かなり遠くから通所されていた大塚さん。
体調を崩されてからも版画制作への情熱を失うことなく十年‥いよいよ初個展です。
彼女にしか生み出せない心の風景画の数々を。

第38回手づくり絵本展(四街道手づくり絵本の会)
日時:6月28日~7月3日 9時~18時(最終日は16時まで)
場所:四街道市民ギャラリー
   千葉県四街道市鹿渡2001−10

会員の吉田洋美さん、谷裕子さんが参加するグループ展。
谷さんは作りためていた銅版画を再構成して絵本に昇華‥出来上がりが楽しみです。


梅雨時ですが散歩するにはいい気候です。
ぜひ各所お立ち寄りの程よろしくお願いいたします。

六月になりました

初夏の候 みなさんお元気ですか。
早いもので今年も半年経ってしまいました。

昨日とある続編映画を観てから空をぼんやり眺めることしばし‥。
「人生を祝福するような映画を作りたかった」
まさに主演男優の言葉にたがわない作品でした。


一作目公開されてから36年か‥ちょうど浪人中に美大予備校で初めて銅版画を作らせてもらったのがその年。
私事ですがそれから24年間あっちゃこっちゃで試行錯誤のあげく、ようやく小さな自分の工房を立ち上げたのが12年前。正直なところ最初は自分の作品を作るための砦のつもりで、教えるのはオマケぐらいのつもりでした。ところが想像以上に会員の皆さんが楽しく楽しい作品をたくさん作ってくれたおかげで、いつの間にか「自分の」ではなく来てくれる会員さんの工房だなと認識が変わっていきましたが、それは想定外にとても喜ばしいことでした。
「理由はファンのため。常にそうです」
続編を制作するに至った「決め手」を問われ主演男優はそう語りました。
まったく工房運営するにあたっても当然の覚悟として額に、いや銅版に刻まねばならない心持ちですね
ありがとうトム‥なかなか自分の作品制作にはそこまでの覚悟はできませんが「教官」ではなく、いつまでもひとりの「パイロット」でありたいという思いには強く共感しました。
これからも制作に来てくれる皆さんの刷りあげる時のドキドキを共有できるのが楽しみです。気軽に制作にいらしてください。
来所を心からお待ちしています。

12年前のガジュマル君はこんなだった

GWはOPしてます

一身上の都合でお知らせが遅くなりましたが、ゴールデンウィーク期間中も工房はいつも通り営業しております。どうぞご利用ください。
制作もぶらりお立寄りも
お待ちしております。


新緑の季節、新芽がどんどん伸びてきた

四月です

早いものであれよあれよいう間に桜の季節になりましたね
なんだか世界がざわざわしている感じがしますが、こういう時こそ心静かに作品と向き合いたいと思います
爆発するのは芸術だけで十分です
新年度、新たな創造の胎動を!

千葉市美術館ワークショップ「エッチング、はじめての銅版画体験」終わりました

千葉市美術館のブログにワークショップの模様が掲載されています

まずはたくさんの参加希望、ご応募いただきありがとうございました。このような時期にもかかわらずたくさんの応募をいただいたようで、当選参加を楽しみにしてた方には本当に申し訳ごさいませんでした。

さて当日(23日祝)は10歳から60代の幅広い男女15名の参加者により、はじめてのエッチングに手探りながらも真剣に取り組む熱気ある講座となりました。のたのた講師をフォローしてくれた美術館スタッフたちの心配りのおかげで参加者全員、無事時間内に版を完成させ刷ることができました。
まったくもって皆さん一作目から自分の表現になっているところが素晴らしい!個々の刷り上った作品をお見せしたいところですがプライバシーの観点から控えさせていただきますが、短い制作時間にもかかわらず小さい作品の中にそれぞれ自分の世界観、個性が表現されているのを見てとり、参加者の熱心さもさることながら改めてエッチングの面白さ(小さいサイズでも大きなイメージを想像させる)を再確認しました。
そして何と言っても銅版画の楽しさはプレス機を回して刷った時、紙をめくりあげる時のドキドキと驚きです。皆さんの刷りあげた作品を見ている表情から改めてそのことを新鮮に感じました。

参加者をはじめ美術館スタッフの皆さま、あっという間の楽しい一日をありがとうございました。いつかまたプレス機を挟んでお会いしましょう!







千葉市美術館のブログにワークショップの模様が掲載されてます
https://www.ccma-net.jp/blog/16337/